イベントレポート

フォーラム主催イベントや死刑問題に関連した過去のイベントの映像やレポートをお送りします。

フォーラム90が主催する、世界死刑廃止デー企画「響かせあおう死刑廃止の声」が2017年10月7日 東京渋谷大和田伝承ホールにて開催されました。

その第3部では、毎年恒例の「大道寺幸子・赤堀政夫基金」ー 死刑囚の作品、詩・小説・短歌・俳句・絵画などの講評が行われました。

選考委員は、池田浩士さん、加賀乙彦さん、香山リカさん、坂上香さん、太田昌国さんです。

 

【映像レポート】
フォーラム90が主催する、2017年10月7日世界死刑廃止デー企画「響かせあおう死刑廃止の声」が東京渋谷大和田伝承ホールにて開催されました。

その第1部「12人のそりゃ恐ろしい日本人」と題した劇団チャリT企画の映像をお届けします。

えん罪をテーマに、和歌山カレー事件を題材として描かれたお芝居で、来場者のみなさまには大変好評でした。

映像冒頭では、世界の死刑に関するアムネスティ報告と日弁連からの報告が行われています。

 

 

■2017年7月27日 

金田勝年法務大臣の死刑執行に抗議する緊急集会

2017年7月27日に衆議院議員会館で行われた「金田勝年法務大臣の死刑執行に抗議する緊急集会」の映像です。

裁判員裁判で死刑判決を受け、控訴を取下げて処刑された住田紘一さん(享年34歳)、再審請求中に処刑されてしまった西川正勝さん(享年61歳)の死刑執行について、安田好弘弁護士、小田幸児弁護士が語られています。

 

■加賀乙彦講演会 
『死刑囚と無期囚の心理』をめぐって

2017年7月東京文京シビックセンターにて、作家で精神科医の加賀乙彦さん講演会『「死刑囚と無期囚の心理」をめぐって』を死刑廃止フォーラム90主催で開催しました。

死刑囚と無期囚の心理の違いを実証的に研究された結果について、講演してくださっています。

 

■関西大学法学部教授 永田憲史教授講演
「死刑研究の最前線」

関西大学法学部教授の永田憲史教授による「死刑研究の最前線」と題しての講演が、2016年11月東京で行われました。

永田教授は自身が死刑存置派であるという立場で、日本の死刑執行現場の現実を研究されています。

日本で行なわれている絞首刑の実態について、実証的な資料を元に解明。その研究報告『死刑始末書の分析』報告をしている映像です。

世界で絞首刑で死刑執行をしている国は、本当に珍しい存在となっており、裁判員裁判で死刑宣告している現在、死刑執行の現実は国民が知るべき必須の事柄となっていることが明らかにされていきます。

 

■特別対談 社会学者 大澤真幸 vs 弁護士 安田好弘

2016年11月の死刑廃止全国交流合宿(東京 築地本願寺)の中で、社会学者大澤真幸さんと弁護士安田好弘さんの対談が行われました。

死刑執行の方法を定めた法律がないなど、死刑にまつわる多くの問題点が挙げられ、どのように死刑廃止への道が描けるかなどについて話し合われました。

■特別講演 大澤真幸さん『死刑支持者をどう説得すればよいのか』

2016年11月東京の築地本願寺にて、社会学者大澤真幸さんに『死刑支持者をどう説得すればよいのか』と題してご講演いただきました。

世界の3分の2に当たる141カ国が死刑廃止をしているなか、いわゆる先進国と言われている国では、米国と日本だけが死刑を存置し、
国が行った世論調査によれば8割の人が死刑を支持しているといわれます。

そのような中で死刑問題について、社会の中でどのような議論を交わしていったらよいかについて、独自の視点からご提示くださっています。

10月15日(土)、フォーラム90主催の 2016年世界死刑廃止デー企画 「響かせあおう死刑廃止の声2016」、うじきつよしさん vs 安田弁護士のトークセッションの後、なんと、うじきさんが3曲歌ってくださいました。

曲は、「廃墟の鳩」「教訓1」「自由」。
会場一体となって、大変な盛り上がりとなりました!

 

10月15日(土)、フォーラム90主催の 2016年世界死刑廃止デー企画 「響かせあおう死刑廃止の声2016」のスペシャルトーク、「ロックンローラー!うじきつよしさん」と「死刑弁護人!安田好弘弁護士」のセッションの映像です。
進行約は、『ローリングストーン日本版』チーフライター,ラジオパーソナリティのジョー横溝さん。

うじきさんは、お父さんがフィリピンで戦犯として死刑判決を受けた後、恩赦で帰国できたという経歴があり、死刑については小さい頃から意識されていたそうです。

 

10月15日(土)、フォーラム90主催の 2016年世界死刑廃止デー企画 「響かせあおう死刑廃止の声2016」が開催され、その中で今回で12回目となる大道寺幸子・赤堀政夫基金に応募のあった死刑囚の人たちの作品に対しての講評が行われました。

選考委員は池田浩士、加賀乙彦、香山リカ、川村湊、坂上香、太田昌国の各氏です。